産業としての「林業」を考えてみよう。
林業は長期ビジョンを描かなければ難しい。産業として今の時代に適応していない感じがする。すぐには目には見えない、山や森の経済的価値は気候変動が起こる今、これからますます重要になると考えられる。
国や行政、企業のトップだけがその問題や世界観を把握するのではなく、それを皆が思える状況に持って行かなければ、産業としての生育は厳しい。
そのためにも、土木や土建が1次産業に参入するカタチ、マインドを醸成することも大切であろう。まさに川上から川下までを把握したうえで、行政、工事業者、政治家、企業とのつながりを調整しないと難しい産業だといえる。また、昔にもどるが、流域で考えることがますます重要になってくると思える。
Management Partner Staff
松島良太 :matsushima@mepsco.co.jp
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