温故知新16

堺屋太一氏が「知価革命―工業社会が終わる 知価社会が始まる」を発信して既に30年強の時が流れている(1990年6月刊行)。
その間に、わが国の政界や社会的な価値観は、変化潮流に乗ってこれただろうか。
時に国会の論戦や中高年ビジネスパーソンの行動や思考を見ていると、変われずにいるような気にもなる。
「価値」は対峙する相手が決めるもの。アルバイターやパートタイマーなどは、基本的に行動した「時」の多寡が価値を生んでいる。まさに「時価」である。
そのレベルからプラスして、知恵がものをいう、「知価」の時代が続く。
さらに進めば、その人そのものが評価の対象となり、その価値が問われる「人価」。
そうした中、自分自身がどれほど知的進化を遂げているかを振り返ってみるのもよい。

16.知的マーケティングの技法

Management Partner Staff 清野裕司

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一刻一歩に最善を尽くそうと今もする。変わる鋭さと変わらぬ頑固さがある。

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