マーケティング半世紀の歩みを辿る。
今もなおマーケティングの領域では、カタカナ語が氾濫している。デジタル/ステルス/サブスク/ファンサイト・・・マーケティングが後ろにつく。
手段として捉えられたり、その時代先端の経営哲学に組み入れられたり、コミュニケーション手法の進化と共に変革したりと忙しいものである。
マーケティングが我が国に紹介されたのは、1955年、昭和30年といわれている。以来ほぼ半世紀強の時が流れていった。
ただ、その思考そのものが流れ去ったわけではない。日本人の思考の根底に、変化は「流れ去る」という考えがあるといわれる。
しかし、消え去ってしまうわけではない。小さな変化が積み重なっていくものである。そして今を迎える。
これから先を考えるにあたっても、過去を観ておくことは、変化を自分化するうえでの必須の視点である。
Management Partner Staff
清野裕司